日本には素晴らしい神社が沢山ありますが、こちらの記事では「御岩神社(おいわじんじゃ)」をご紹介します。
御岩神社は茨城県日立市に建ち、社格は村社。
常陸国(ひたちのくに)最古の霊山と云われており、御岩山の麓(ふもと)に建立されたのが御岩神社。
神仏習合の色を強く残す神社、近年はパワースポットとして注目を集めているのも特徴。
創建は不詳ですが、御岩山から縄文時代晩期の祭祀遺跡が発掘されたことから、古代から信仰されていた地でした。
御岩神社の御祭神は国常立尊(くにとこたちのみこと)、大国主命(おおくにぬしのみこと) 、伊邪那岐尊(いざなぎのみこと) 、伊邪那美尊(いざなみのみこと)、 他22柱。
御岩山には、かびれ神宮、斎神社、薩都神社中宮が建てられており、そちらの神様を含めると総祭神188柱という数になります。
ポイント
御岩神社の御祀神は多く、神社・境内社・山全体を含めると188柱の神様が鎮座していると云われています。
神々が棲む聖地・霊山・修験の山とされている特別な地です。
さらに御岩山神社周辺の地層は5億年前まで遡り、カンブリア紀の地層だと云われているのも特筆する点。
断層同士が複雑に重なり合い、断層同士の地磁気が打ち消し合うことによって「ゼロ地場」を生み出しているという話しも在ります。
私は考古学者ではありませんので、その真意は証明できませんが、霊感を持たない方でも不思議な生命エネルギーが感じられるような場所だとお伝えできるでしょう。
下記では、御岩神社で撮影した写真と動画をご紹介します。
参道は木々が生い茂り、緑の香りを強く感じました。
神門は随身様ではなく、仁王像。
神仏習合の跡が残っています。
神門上部には水戸の海が描かれているのでしょうか。
紅に染まった太陽は朝日。
もう1枚は夜月に見えます。
裏参道に続く道。
ここを進むと、かびれ神宮に辿り着きます。
険しい山道なので、今回は登りませんでした。
斎神社には大日如来像と阿弥陀如来像が安置されているそうです。
斎神社、手水舎を通り過ぎると石段があり、そこを登ると御岩神社の拝殿が見えます。
以上が御岩神社のご紹介です。
4~5月は石楠花(しゃくなげ)の花が咲く頃なので、開花に合わせてご参拝するのもお勧めです。
早朝の空気がとても心地良い場所なので、朝のご参拝をお勧めさせてください。
■御岩神社
〒311-0402 茨城県日立市入四間町752
TEL:0294-21-8445
FAX:0294-21-8446