【茨城の隠れたパワースポット】縁結びの泉神社&縁切りの大甕神社で「悪縁を断ち良縁を結ぶ」最強のコンボ!

「縁結びの泉神社」と「縁切りの大甕神社」は一緒に参拝[茨城県日立市]

「今の状況をきっぱり変えたい」「ネガティブな縁を手放し、新しい幸せを引き寄せたい」

そんな願いを持つあなたへ。茨城県日立市には、「縁切り」で強力な大甕神社と、清らかな泉が湧く「縁結び」の泉神社という、対照的でありながら互いに補完し合う、奇跡のパワースポットコンビが存在します。

私も先日、この二社を巡り、その清々しいエネルギーと、願いが叶う予感に満たされる体験をしました。

人間関係の悩みを根本から解決したい方、人生をリセットして新たなスタートを切りたい方には、ぜひこの最強コンビを訪れてほしいです。今回は、それぞれの神社の魅力と、効果的な参拝のヒントをご紹介します。

【茨城の最強コンビ!】泉神社×大甕神社で「悪縁を断ち、良縁を結ぶ」奇跡のパワースポット巡り

茨城県は由緒ある神社が多く、自然の霊験も溢れる場所。

この記事でご紹介する「縁結びの泉神社(いずみじんじゃ)」「縁切りの大甕神社(おおみかじんじゃ)」は、ともに茨城県日立市に建っており、縁結びや縁切り以外にも開運・厄除・商売繁盛・健康等のご利益も享けられる神社。

泉神社と大甕神社の距離は近く、ご参拝の際は二社参りを行うとオススメ。

泉神社で幸せのご縁を招き、大甕神社で悪縁を切ってみてはいかがでしょうか。

縁結びの泉神社

泉神社

泉神社は延喜式神名帳の「天速玉姫命神社」に比定されている神社。

境内には湧き水があり、常陸国風土記では「密筑の里の大井」として記されています。

湧き水は青く神秘的な光景、平成の名水百選にも登録されているパワースポット。

SNSでも注目を集めている神社だとご紹介できます。

御祭神は「天速玉姫命(あまのはやたまひめのみこと)」という女神。

泉神社は古くから商工繁栄・交通安全・五穀豊穣・海上安全・大漁満足・縁結び・安産等のご祈願所として信仰されていました。

創建と御祭神
創建は古く、清らかな水が湧き出るこの地は、古くから神聖な場所として信仰されてきました。主祭神は、天速玉姫命(あまのはやたまひめのみこと)。水の神様であり、生命の源である「水」の恵みをもたらすことから、「縁結び」や「安産」「子育て」にご利益があるとされています。

この記事の前半では泉神社の見どころをご紹介します。

泉神社

鳥居を抜けると拝殿までの参道が続きます。

新緑の香りが漂い、自然の空気を楽しめる場所。

参道の途中には境内社、社務所が建てられているのも特徴です。

参道を歩いて最初に現れるのは、左手にある戦没者慰霊碑。

泉神社

慰霊碑を直ぐ先には三峯神社が建てられています。

三峯神社は埼玉県秩父にある神社。

御祭神は伊弉諾尊 (いざなぎのみこと)と伊弉諾尊 (いざなぎのみこと)。

この二柱の神様は夫婦神。

泉神社にお迎えしていますが、是非お立ち寄りしてもらいたい場所です。

泉神社


そのまま参道を通り抜けると御神木と社務所の姿が見えます。

授与品は豊富でお気に入りの御守を見つけられるのではないでしょうか。

泉神社

社務所の先には手水舎があります。

泉神社


手水舎のすぐ近くには拝殿。

こちらの奥に本殿が建っており、天速玉姫命が鎮座しています。

ちなみに天速玉姫命は天棚機姫命(あめたなばたひめ)の娘神と云われているのも特筆する点。

天棚機姫命は機織(織物)の神で、七夕の神様として信仰されています。

泉神社

拝殿て前の脇道は進むと厳島神社が建っており、泉神社の名所でもある湧き水をご覧いただけます。

厳島神社は「弁天様」とも呼ばれ、宗像三女神をお祀りになる神社。

泉神社

絶景!湧き出る神秘の泉
泉神社の最大の見どころは、境内の奥に広がる美しい泉です。透明度の高い水がこんこんと湧き出ており、その神秘的な光景は訪れる人々を魅了します。この泉は「命の泉」とも呼ばれ、ここから湧き出る水に触れることで、心身が清められ、良縁を引き寄せる力が強まると言われています。

立て札を読むと、昔は飲用されていたようです。

現代では水質も変わり、飲用できないのは残念なところ。

泉神社

下記は泉の動画ですが、水底ではモコモコと水が湧いているように見えました。

以上が泉神社の見どころです。

近くには自然公園もあり、参拝の後にご休憩されるのもオススメ。

泉神社の開運動画

泉神社の地図

■泉神社
〒316-0024 茨城県日立市水木町2丁目22−1
電話: 0294-52-4225
公式:https://izumi-jinjya.com/

縁切りの大甕神社

大甕神社

大甕神社は「武葉槌命(たけはつちのみこと)」「甕星香々背男(みかぼしかがせお)」の二柱を祀る神社。

武葉槌命も織物の神様、甕星香々背男は星の神様です。

境内には縁切り所もありますが、縁結び・商売繁盛・開運・厄除等の御利益を享けられます。

小説「君の名は。」の聖地としても有名。

創建は紀元前に遡るとされる由緒ある神社。

創建と御祭神
創建は紀元前660年以前と伝えられる、非常に古い歴史を持つ神社です。主祭神は、建葉槌命(たけはづちのみこと)。この神様は、日本神話において、闇をもたらす悪神である「甕星香々背男(みかほしかかせお)」を鎮めたとされる武神です。


この記事の後半では大甕神社の見どころをご紹介します。

大甕神社

境内にはいくつかの境内社があって、下記の画像は天満神社。

他には稲荷社・八坂神社・神輿殿も建てられています。

大甕神社

下記は大杉神社で「宿魂石」を祀ります。

宿魂石は大甕神社の岩山を指し、大杉神社から続く本殿全体が宿魂石になります。

日本最古といわれるカンブリア紀層の地層で、甕星香々背男の荒魂が鎮められています。

大甕神社

大杉神社奥から進む道。

整地されてない道、岩肌が剥き出しになっていますが、この山全体が宿魂石です。

高低差のある道。

距離は短いですが、足腰の弱いお年寄りや小さなお子様の本殿参拝はオススメできません。

大人でもスニーカー等の、しっかりした靴を履いて登りましょう。

大甕神社


下記が本殿です。

緑が茂り、鳥の鳴き声が聴こえたのも印象的でした。

大甕神社


本殿を降ると「境界石」が現れます。

境界石は縁切り所で、不運や悪縁から逃れたい方には必見。

近くには説明書きがあったので、その内容を記します。

境界石(別名:縁切石)の説明書き

「縁結び」を祈願される方は沢山おられますが、中には悪しき縁により辛苦困難に陥り、やがて身を滅ぼす事もあります。そのような現世の悪しき縁を絶ち切り、開運招福を記念してお潜り下さい。

境界石には御札が貼られていて、思わず息をのんでしまう程です。

近くに立つと強い神聖力を感じました。

大甕神社

札には「波留部 由良由良止 波留部 布留部 由良由良止 布留部」と記載されています。

これは祝詞(のりと)の一種で強い呪力を持つ言葉。

祝詞は神道独自の言霊で、仏教で例えるところの真言に近いものです。

祝詞は様々な種類があって、目的に応じて唱えるのも特徴。

祝詞の一部を札に記し、境界石に貼ることで神聖な霊験を享けられるようにしているのでしょう。

「縁切り」という文字を目にすると怖いイメージを持つ方も多いですが、大甕神社の境界石は呪って対象を退けるのではなく、純粋に「悪い縁を切る」という霊験を感じます。

大甕神社

「悪縁を断ち切る」強力なご利益
建葉槌命が悪神を打ち鎮めたという神話から、大甕神社は「悪縁を断ち切る」「災いを打ち砕く」「困難を乗り越える」といった強力なご利益があるとされています。特に、人間関係の悩みや、なかなか抜け出せない悪癖、あるいは自分を縛る不運な状況など、「断ち切りたい縁」を持つ人々から篤い信仰を集めています。

それと拝殿のご紹介が後になりましたが、拝殿前には手水舎が建てられています。

大甕神社

拝殿は昭和8年頃に建替えられました。

賽銭箱の前には大きな鈴が3つ並べられています。

大甕神社
大甕神社

ちなみに大甕神社の社務所前。

境内では鶏を飼育しており、たまに放し飼いをされてるようです。

大甕神社
大甕神社
大甕神社

以上が大甕神社のご紹介になります。

御祭神の武葉槌命と甕星香々背男は、日本神話の神様で語る物語(ストーリー)も沢山ありますが、また別の機会にお話をさせていただければ幸いです。

また、茨城県は海に面した街なので海産物が美味しいお店が多いのも特徴。

お車でお越しの際は、お近くのグルメもお楽しみいただけるでしょう。

大甕神社の開運動画

大甕神社の地図

■大甕神社
〒319-1221 茨城県日立市大みか町6丁目16−1
電話: 0294-52-2047
公式:http://www.omikajinja.net/

どちらを先にお参りすべき?泉神社と大甕神社の参拝順序

「縁結びの泉神社と、縁切りの大甕神社、どちらを先に参拝すべき?」という疑問を持つ方もいらっしゃるでしょう。

基本的には、どちらから先に参拝しても問題ありません

神道の教えとして厳密に定められているわけではなく、神職の方に尋ねても「お好きな順番でどうぞ」と言われることがほとんどです。

しかし、「先に悪い縁を断ち切り、その上で良い縁を招き入れたい」ということから、先に大甕神社で縁切りを済ませてから、泉神社で縁結びをするのもおすすめです。

これは、古いものを手放し、新しいものを受け入れるという自然な心の流れに沿った考え方とも言えますね。

観光の視点からのおすすめルート

観光の視点では、内陸側にある大甕神社から参拝し、その後、海岸に近い泉神社へ向かうルートもおすすめです。

泉神社を訪れた後は、そのまま日立や水戸の海岸沿いで、新鮮な海の幸を使った飲食店や漁港でグルメを楽しむのも良いでしょう。

金運や恋愛運を高めつつ、旅も満喫できる一石二鳥のコースです!

あなたの願いを叶える「最強のコンボ」

泉神社と大甕神社は、それぞれ異なるご利益を持つ一方で、互いに補完し合うかのような強力なパワースポットです。

悪縁を断ち切り、清らかな心で良縁を呼び込みたいと願うあなたにとって、この二社を巡ることは、まさに「最強のコンボ」となるでしょう。

あなたの人生に、清らかな縁と幸運が満ち溢れることを心より願っております。