本日は東京都千代田区にある赤坂山王日枝神社をご紹介します。
赤坂駅、赤坂見附駅、六本木駅が近くの神社です。
日枝神社は東京十社の一社に数えられており、江戸三代大祭の一つ「山王祭」を執り行う神社としても有名。
創建は不詳になりますが、1480年頃に江戸城築城にあたって川越日枝神社を勧請したのが始まりだと伝えられています。
御祭神は「大山咋神(おおやまくいのかみ)」。
相殿に鎮まります神々は国常立神(くにのとこたちのかみ)。
伊弉冉神(いざなみのかみ)。
足仲彦尊(たらしなかつひこのみこと)。
ご利益は出世・商売繁盛などの仕事運。
縁結び・良縁祈願・子孫繁栄・夫婦和合などの恋愛運向上。
厄除け、開運、安産、子宝など。
多岐に渡るご利益を授けてくれる神社として親しまれています。
『こんな都内の真ん中なのに、パワースポットだと呼べるの?』と、不思議に思われる方もいらっしゃるかも知れませんね。
しかし、パワースポットだからこそ、世の権力者は都をこちらに置いて発展をしてきたわけです。
自然豊かな場所も霊験溢れるパワースポットですが、「人が集まる場所」「栄えている場所」等も気運に恵まれるパワースポットだとお伝えできます。
ちなみに日枝神社は正面の参道以外に、赤坂側参道と稲荷参道から入るルートがあります。
正面からは男様という急な階段を登りますが、赤坂側参道はエスカレーターが備え付けられています。
稲荷参道は朱色の鳥居が連なっており、SNSなどの写真を撮影されている方も沢山見かけられるほどです。
コロナ禍前は外国人観光客の姿も多く見られましたが、昨今では落ち着いています。
そして鳥居を抜けた先には境内社の「山王稲荷神社」「八坂神社」「猿田彦神社」が建っています。
下記は男坂を登ったところにある手水舎。
そして楼門の正面。
奥には拝殿が見えます。
楼門には神使(しんし)でもある猿像が飾られていますが、日枝神社に飾られている像は「魔猿(まさる)」と呼び、「魔が猿(去る)」ご利益がさずけていただけます。
魔猿は境内の至る所でみかけられますので、探してみるのも面白いです。
下記は拝殿になります。
東京大空襲で燃えてしまった過去もございますが、昭和33年に再建をされたそうです。
朱色の柱、金細工が特徴的で美しく、豪華さを感じられます。
拝殿の両脇にも魔猿像があります。
左側の魔猿像は子供の猿を抱いていることから、安産、子宝のご利益を授けてもらえます。
以上が日枝神社のご紹介となりますが、最後に授与してもらった御朱印の画像を掲載して、こちらの記事を〆させていただきます。
そういえば八坂神社の御朱印は6月7日の例祭のみ授与していただけるようです。
この日に立ち寄ったのは偶然ですが、こういうご縁に恵まれると嬉しいものですね。
■日枝神社公式
https://www.hiejinja.net/