関東には様々なパワースポットが存在ます。
その中でも今回は茨城県にある常陸国一之宮、鹿島神宮(かしまじんぐう)のご紹介いたします。
鹿島神宮は全国にある鹿島神社の総本社で千葉県の香取神宮(かとりじんぐう)、茨城県神栖市の息栖神社(いきすじんじゃ)と共に東国三社の一社です。
御祀神は武甕槌大神(たけみかつちのおおかみ)で、神社によっては建御雷神や武甕槌神、建布都神、豊布都神と表記される場合もあります。
日本神道の神様はスサノオやオオクニヌシを始め、様々な呼び方をされているので少し判り難い部分もあるかも知れませんね。
また、鹿島神宮は「すべての始まりの地」としても呼ばれています。
その理由は紀元前660年に創建され、神代日本を平定した武甕槌大神が腰を据えた場所、日本の初代天皇でもある神武天皇を救った神が見守る地とされるのが理由だそうです。
給(たま)われるご利益は幅広く、「縁結び・航海安全・厄除け・開運招福」など、その霊験を目的にされた参拝者が訪れる神社になります。
参道や本殿を含め、強い生命力を感じさせるエネルギースポットでもあって、占い師や霊能力も積極的に足を運ぶ地とも言えるでしょう。
過去には芸能人の江原啓之さん、美輪明宏さん、星ひとみさんも参拝を勧められていたこともありました。
ただ、上記のような情報は他のサイトでも充分に紹介されています。
当サイトでは鹿島神宮で撮影をした写真を掲載して、「千賀喜心はこういった神社にも行っています」という事だけでも伝えられたらと思います。
私が足を運ぶ神社を知っていただけることで、ご祈祷の内容も何となくでも感じていただければ幸いです。
ちなみに下記の写真は鹿島神宮の鳥居前です。
付近にはお土産物屋さん、飲食店が建ち並びます。
その中でも喫茶店のエミールが有名です。
注文をすると店内に備えられた汽車がオーダーした商品を届けてくれるので、お子様は大変お喜びなられるのではないでしょうか。
少し離れたところには、リュウ神社も建てられていました。
他には立て看板や大黒様の像、顔はめパネル、置物が目立ちます。
無料の専用駐車場(土日祝日有料)もあるのが嬉しい点です。
都内近県だと駐車場を設けてない神社もあるので、大変ありがたいです。
そして下記からは鹿島神宮の中に入っていきたいと思います。
鳥居を抜けると境内社、末社の案内、稲荷社、手水舎等が目に留まります。
周辺地域のガイドマップを案内してもらえる電光掲示版は便利ですが、都市近郊の神社でも見かける掲示板です。
パネルが扱いやすくて、現代の技術力に感服します。
手水舎の先には随神門が建てられ、色鮮やかな花が活けられていました。
随神門(楼門等)には、像や神輿が祀られている(保管されている)ことがあります。
素通りされる方が多いですが、入り口に近い随神門を注目することで神社参拝に面白みも増すのではないでしょうか。
下記の雷(いかずち)の紋様を付けた石も鹿島神宮の特徴で左右対称になっているのも面白いです。
随神門を抜けると、授与所、御神籤などの授与所があります。
※御朱印をもらう際は、左に曲がって社務所に向かってください。
随神門を向けて右手には御神籤授与所や社務所。
御神籤授与所の反対側には、大助け人形が並べてられますが、人によっては呪いの人形みたいに見えて驚かれるかも知れませんね。
大助け人形の横には霊杉木(れいさんぼく)という神木は植えられています。
霊杉木の横には拝殿です。
元和5年(1619)に建造されたもので、重要文化財に指定されています。
拝殿の前に高房社はあります。
こちらに祀られているのは建葉槌神(たけはづちのかみ)、本宮を参拝する前に立ち寄るのが古くからの習わしです。
拝殿を通り過ぎて奥に進むと参道の入り口が見えます。
こちらはドラマや映画の撮影にも使用されるみたいですね。
とても穏やかで木々の香りを感じさせる空間です。
参道の途中には熱田社があります。
御祀神は素戔嗚命(スサノオノミコト)と稲田姫命(イナダヒメ)。
稲田姫命は奇稲田媛命、櫛名田比売命と表記されることもありますが、八岐大蛇伝説で攫われたヒロインです。
窮地に陥っていたところを素戔嗚命に助けられて、後に結ばれました。
夫婦神を祀られている事から、恋愛や縁結びのご利益を給われます。
参道の途中には、さざれ石、石碑、鹿園なども目に留まります。
参道の先には奥宮が見え、裏手に回ると神木があります。
奥宮で参拝をして、更に奥へ進んで見えてくるのが。武甕槌大神の神像と要石(かなめいし)。
地中深くまで埋まる要石が、地震を起こす鯰の頭を抑えていると古くから伝えられています。
境内奥には他に御手洗池があります。
例祭の時はこちらに入水して、禊の儀式を執り行います。
御手洗池の近くには鹿島神宮園地御手洗公園と大黒社があって、大黒社には大国主大神が祀られています。
縁結びのご利益で有名ですが、医療、病気平癒、商売繁盛、夫婦和合、五穀豊穣のご神徳もお持ちです。
また最後になりますが、御手洗池の近くには「湧水茶屋 一休 ひとやすみ」が営業しています。
こちらで休憩を取りながら、食事、軽食を召し上がれるのもお勧めです。
以上が鹿島神宮のご紹介ですが、恋愛から金運、お仕事まで多岐に渡るご利益を給われる素晴らしい神社です。
様々なご縁を結んでいただける神社なので、ご興味がございましたら是非お立ち寄りください。
■鹿島神宮
http://kashimajingu.jp/
〒314-0031
茨城県鹿嶋市宮中 2306-1
TEL 0299-82-1209
FAX 0299-82-1625