
「どうしても叶えたい恋がある」「今の状況を取り除き、新しい自分になりたい」
「金運や仕事運も、全体的に運気を上げたい」
そんな願いを持つあなたへ。愛知県名古屋市に鎮座する熱田神宮(あつたじんぐう)は、三種の神器の一つ「草薙神剣(くさなぎのみつるぎ)」を祀る、日本有数のパワースポットです。
「開運招福」「厄除け」「縁結び」「家内安全」に絶大なご利益をもたらす、非常に由緒ある神社として知られています。
今回は、熱田神宮の奥深い魅力と、その成り立ち、見どころ、そして「夜間参拝」のすすめについて、詳しくご紹介しますいます。
名古屋を訪れたなら、絶対に外せない「必訪」の神社です!
目次
熱田神宮とは?三種の神器を祀る、日本を代表する神宮

熱田神宮は、伊勢神宮に次ぐ由緒ある「神宮」として、古くから厚い信仰を集めてきました。
その創建は、景行天皇の時代(紀元前1世紀頃)に遡ると伝えられる、非常に古い歴史を持つ神社です。

三種の神器「草薙神剣」の奉斎
熱田神宮の最大の特徴は、皇位のしるしである「三種の神器」の一つ、草薙神剣(くさなぎのみつるぎ)を御神体として祀っていることです。
草薙神剣は、日本神話で素盞嗚尊がヤマタノオロチを退治した際に、その尾から出てきたとされる剣であり、熱田神宮に奉斎されたことで、東海の地を守る重要な役割を担ってきました。
この神剣の存在が、熱田神宮の持つ強力なご利益の源となっています。
熱田神宮の御祭神と、多岐にわたるご利益

熱田神宮の主祭神は、熱田大神(あつたのおおかみ)です。これは、草薙神剣を御霊代(みたましろ)とする天照大御神(あまてらすおおみかみ)のことであるとされています。
日本国民の総氏神様である天照大御神のご神徳により、熱田神宮は、
- 開運招福・厄除け:運気全体を向上させ、あらゆる災厄から身を守り、幸福を招き入れます。
- 家内安全・無病息災:家族の平和と健康を守り、病気や災いから遠ざけます。
- 商売繁盛・事業発展:経済活動を後押しし、仕事や事業の成功をもたらします。
- 交通安全・海上安全:移動の安全を守り、旅路の無事を祈ります。
- 心願成就:個人のあらゆる願い事を成就へと導きます。
といった、非常に幅広いご利益を授けてくださいます。

熱田神宮の見どころ:縁結びと厄除けのパワースポットを巡る
私が熱田神宮を訪れて特に魅了されたのは、その広大な境内に点在する、多様なご利益スポットと、厳かな雰囲気でした。
1. 夫婦神を祀る縁結びの聖地「楠御前社(くすのみまえしゃ)」

熱田神宮の境内には、縁結びの強力なパワースポット「楠御前社(くすのみまえしゃ)」が鎮座しています。
ここには、日本神話の夫婦神である伊弉諾尊(いざなぎのみこと)と伊弉冉尊(いざなみのみこと)が祀られています。
この二柱の神様は、日本の国土と多くの神々を生み出した、まさに「夫婦の始まり」を象徴する神様です。
恋愛成就や良縁祈願、夫婦円満を願う方は、本殿での参拝の後、必ずこの楠御前社にも立ち寄って、心を込めてお参りください。
二人の神様のご加護により、あなたの愛の願いが強く後押しされるでしょう。
2. 強力な厄除けと、今ある問題を取り除く「南新宮社(みなみしんぐうしゃ)」

今ある問題を取り除き、厄除けや不運を回避したいと願う方には、「南新宮社(みなみしんぐうしゃ)」もぜひ一緒にお参りすることをおすすめします。
ここには、熱田神宮のご祭神の弟神にあたる素盞嗚命(すさのおのみこと)が祀られています。
素盞嗚命は、荒々しいけれど邪悪なものを退け、困難を打ち破る力を持つ神様です。
南新宮社で祈願することで、現在の問題が解決に向かい、厄災から身を守るご利益が期待できます。
楠御前社と合わせて巡ることで、縁結びと厄除けの「Wご利益」を授かれるでしょう。
3. 樹齢千年を超える「大楠(おおくす)」

境内には、樹齢千年を超えると言われる「大楠(おおくす)」がそびえ立っています。
その圧倒的な存在感と、大地に深く根を張る力強い姿は、悠久の時の流れと、生命の力強さを感じさせます。
この御神木のそばに立つと、心身ともに清められ、活力を得られるような感覚を覚えるでしょう。
4. 参拝の証し、願いを込める「絵馬」

熱田神宮の境内にも、多くの願いが込められた絵馬が奉納されています。
せっかく参拝したのなら、ぜひあなたも絵馬に具体的な願い事を書き、神様に届けてみましょう。
願いを明確にすることで、神様からのご加護もより得やすくなると言われています。
5. 広大な境内と、多様な境内社を巡る

熱田神宮は、非常に広大な境内を誇り、本殿以外にも多くの境内社が点在しています。
それぞれの境内社には異なるご利益を持つ神様が祀られていますので、時間に余裕があれば、ぜひ一つ一つ丁寧に巡ってみてください。
きっと、あなたの様々な願いに応じたご利益を授かることができるでしょう。
熱田神宮の夜は、昼とは違う神秘の世界へ

熱田神宮は、昼間には多くの参拝者で賑わい、活気に満ちています。
しかし、日が暮れてからの熱田神宮は、昼間とは全く異なる、幻想的で神秘的な雰囲気に包まれます。
境内の照明が灯され、木々の間からこぼれる光が、社殿や参道を幽玄に照らし出します。
昼間の喧騒が消え去り、静けさの中で、神聖な気が一層際立ちます。
夜の参拝はNG?そんなことはありません!
一部では「夜の神社参拝は避けるべき」という声も聞かれるかもしれませんが、それは迷信に過ぎません。
夜間でも参拝が許されている神社仏閣は多く、熱田神宮もその一つです。夜間の参拝は、人の少ない時間帯に、より落ち着いて、じっくりと神様と向き合い、心を込めて祈りを捧げることができる貴重な機会となります。
静寂の中で、草薙神剣の放つ神聖なエネルギーをより深く感じられるかもしれません。
神聖な光に包まれた夜の熱田神宮で、静かにあなたの願いを伝えてみませんか?
きっと、昼間とは違う特別なご利益を授かれるはずです。

あなたの願いを、熱田神宮の力で
熱田神宮は、三種の神器を祀る日本を代表する神宮として、あらゆる願いを後押ししてくれる聖地です。
特に、縁結びの楠御前社と厄除けの南新宮社、そして夜間参拝を組み合わせることで、より深くそのご利益を享受できるでしょう。
人生の岐路に立つ方、縁結びを願う方、そして運気を根本から変えたいと願うなら、ぜひ一度、この熱田神宮を訪れてみてください。