
目次
ヤマタノオロチを討ち倒した英雄!運命を切り拓き、愛を貫く最強の縁結び神
日本には古くから「八百万(やおよろず)の神々」という言葉があり、自然界のあらゆる場所に沢山の神様がいらっしゃいます。
それぞれの神様のご利益は多岐に渡ることもありますが、人間と同じように「得意分野」があることもしばしばです。
お祈りをする神様のルーツや物語を知ることで、「こんなすごい神様に見守られているんだ!」という深い安心感や幸福感を得られるようになる期待◎。
何より。参拝やご祈祷のご利益を引き出す最大の鍵は、神様の御力を信じる気持ちを持つことです。
そのためにも、「神様を知る」というのはとても大切なことであり、三ノ輪相談所のコラムでは、定期的に日本の神様をご紹介しています。
第一弾の「天照大神」、第二弾の「イザナギとイザナミ)」に続き、今回の第三弾は、日本神話きっての英雄「スサノオノミコト」をご紹介します。
神様の名前と別名
■ 基本神名
- 建速須佐之男命(たけはやすさのおのみこと) ※古事記での表記
- 素戔嗚尊(すさのおのみこと) ※日本書紀での表記
■ 別名・その他の鎮座名
スサノオノミコトは、神仏習合(神道と仏教が混ざり合った時代)の影響を強く受けており、地域や信仰によって様々な名前で呼ばれています。
以下の名前で鎮座している場合も、スサノオの強大なパワーを持つ神様です。
- 牛頭天王(ごずてんのう):厄除け・疫病退散の神様として習合された姿。
- 家都美御子大神(けつみみこのおおかみ):熊野信仰における名称。
- 須賀大神(すがのおおかみ)
スサノオノミコトの絶大なご利益

荒ぶる神としての力強さと、愛する妻を守り抜く優しさを併せ持つスサノオは、人生の壁を打ち破り、良縁を引き寄せる絶大な力を持っています。
- 縁結び・恋愛成就・夫婦円満: 恐ろしい怪物から愛する姫を救い出し、結ばれたという伝説から、困難な恋を成就させ、強い絆で結ばれるご利益があります。
- 勝負運・必勝祈願: ヤマタノオロチを討ち倒した勇猛果敢な姿から、ライバルへの勝利や、スポーツ、試験、大きな商談などの勝負事に強い霊験を有します。
- 運命開花(未来を切り開く): どん底の状況から己の力で道を切り拓き、英雄へと昇華したスサノオは、現状を打破し、新しい未来を切り開く力強い後押しをしてくれます。
- 厄除け・病気平癒: 荒ぶる強大な霊験で、降りかかる厄難や疫病(悪い気)を力強く吹き飛ばします。
『古事記』で読み解く!スサノオの伝説と魅力
スサノオノミコトは、怒りに任せて暴れる荒々しい一面と、愛する者のために命を懸ける英雄的な一面を持つ、非常に人間味あふれる魅力的な神様です。
1.イザナギからの誕生と、姉・アマテラスとの「誓約(うけい)」
スサノオは、前回のコラムでご紹介した国生みの神「イザナギ」が、黄泉の国の穢れを落とす禊(みそぎ)をした際、鼻を洗った時に誕生しました。
つまり、第一弾でご紹介した太陽の女神「アマテラス(天照大神)」とは姉弟の関係にあたります。
スサノオは神々の住む高天原(たかまがはら)へ向かった際、姉のアマテラスから「国を奪いに来たのでは」と疑われます。
そこで疑いを晴らすために、二柱の神は「誓約(うけい)」という特別な契約(占い)を交わしました。
お互いの持ち物(スサノオの剣と、アマテラスの勾玉)を交換して噛み砕き、息を吹きかけることで新たな神々を生み出したのです。
この時に誕生した神々(宗像三女神など)は、現在も導きの神として全国各地に祀られています。
2.ヤマタノオロチ退治と、日本最古のラブソング
高天原で暴れすぎて地上(出雲の国)へ追放されてしまったスサノオは、泣いている老夫婦と美しい娘「クシナダヒメ(櫛名田比売)」に出会います。
聞けば、八つの頭を持つ恐ろしい怪物「ヤマタノオロチ」に娘が食べられてしまうとのこと。
スサノオは、クシナダヒメとの結婚を条件にオロチ退治を引き受けます。
強い酒を用意してオロチを酔わせ、見事に討ち取って姫を救い出しました。
そして、新居となる御殿を建てた際、美しい雲が立ち上るのを見て、喜びのあまり次のような歌を詠みました。

「八雲立つ 出雲八重垣 妻込みに 八重垣作る その八重垣を」
(幾重にも重なる雲が湧き立つ出雲の地に、愛する妻を守るために、私は幾重にも垣根を作ろう。あの素晴らしい八重垣を。)
これが『世界最古(日本最古)の和歌』とされています。
荒ぶる神が、愛する妻を何重にも守り抜くというロマンチックな愛の歌を詠んだこのエピソードこそが、スサノオが「縁結び」や「夫婦円満」の最強の神様と言われる所以です。

3.現代に受け継がれる三種の神器「草薙剣(くさなぎのつるぎ)」
ヤマタノオロチを倒した際、その尻尾から見事な大剣が出てきました。
これが「天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)」です。
スサノオはこの剣を姉のアマテラスに献上しました。
その後、剣はアマテラスの孫であるニニギノミコト(天孫降臨)へと託され、さらに後世の英雄・ヤマトタケルへと受け継がれます。
ヤマトタケルが敵の放った野火をこの剣で薙ぎ払って難を逃れたことから、「草薙剣(くさなぎのつるぎ)」と呼ばれるようになりました。
現在もこの剣は、天皇家に伝わる三種の神器の一つとして、愛知県の熱田神宮の奥深くに大切に祀られています。
スサノオノミコトが祀られている有名な神社(全国7区分)
スサノオの強大なパワーにあやかれる、全国の有名な神社をエリア別にご紹介します。
【北海道・東北エリア】
- 弘前八坂神社(青森県弘前市): 東北地方におけるスサノオ信仰の拠点のひとつ。悪運を切り裂く力強いご利益があります。
【関東エリア】
- 武蔵一宮 氷川神社(埼玉県さいたま市): 首都圏に約280社ある氷川神社の総本社。スサノオ、クシナダヒメ、そしてその子孫であるオオクニヌシが共に祀られており、強力な縁結びと仕事運のパワースポットです。
- 素盞嗚神社(東京都荒川区): 松尾芭蕉の「奥の細道」の出発点としても知られ、厄除けや新しい旅立ち(運命の開花)を力強く後押ししてくれます。
【中部エリア】
- 津島神社(愛知県津島市): 全国に約3000社ある津島神社・天王社の総本社。古くから「西の八坂、東の津島」と称され、厄難退散の絶大な霊験を誇ります。
- 熱田神宮(愛知県名古屋市): スサノオがオロチから取り出した「草薙神剣」を御神体として祀る、日本屈指の大宮です。
【近畿エリア】
- 八坂神社(京都府京都市)※必須参拝スポット: 全国にある八坂神社や祇園信仰の総本社。スサノオとクシナダヒメを主祭神としており、厄除けはもちろん、京都随一の美容と縁結びのパワースポットとしても大人気です。
- 熊野本宮大社(和歌山県): 熊野三山の一つ。「家都美御子大神(けつみみこのおおかみ)」という名でスサノオが祀られており、魂の蘇りや再起を促す聖地です。
【中国エリア】
- 八重垣神社(島根県松江市)※必須参拝スポット: スサノオとクシナダヒメが日本で初めて結婚式を挙げ、新居を構えた場所。「八雲立つ…」の和歌の舞台であり、硬貨を乗せた和紙を池に浮かべる「鏡の池の縁占い」は全国の女性から圧倒的な支持を集めています。
- 須佐神社(島根県出雲市)※必須参拝スポット: 日本全国で唯一、スサノオの「御魂(みたま)」を祀る神社。スサノオ自身が「この土地は良い土地だ。私の名前をここにつけよう」と定めた場所であり、スピリチュアルなパワーが非常に強い最強の浄化スポットです。

【四国エリア】
- 須賀神社(高知県高知市): スサノオが悪疫退散の神として祀られており、地域の守り神として厚く信仰されています。
- 八坂神社(徳島県海陽町): 海のそばに鎮座し、荒ぶる海のエネルギーと共に厄を祓い、運気を切り開く力を頂けます。
【九州・沖縄エリア】
- 櫛田神社(福岡県福岡市): 「お櫛田さん」の愛称で親しまれ、博多祇園山笠が奉納される神社。スサノオが祀られており、不老長寿や商売繁盛のご利益で知られます。
- 波上宮(沖縄県那覇市): 琉球八社の一の宮。熊野信仰の流れを汲んでおり、スサノオ(家都美御子大神)が南国の美しい海を背に、力強く縁結びや厄除けのパワーを放っています。
最後に…
荒ぶる力を持ちながらも、愛する人のために戦い、日本で最初の愛の歌を詠んだスサノオノミコト。
行き詰まった運命を強引にでも切り拓きたい時や、絶対に諦められない恋がある時、これほど頼もしい神様はいません。
神社へ行こう!あなたの願いを叶えてくれる神様がそこにいます。
しかし、「自分に合う神様が遠方で、なかなか参拝に行けない」「正しい作法で祈る自信がない」「自分の切実な願いを、最も神様に届きやすい形で伝えたい」と悩まれる方も多いでしょう。
そんな時は、神仏と対話するプロフェッショナルである祈祷師に任せるのもおすすめの選択肢です。
私、三ノ輪相談所の千賀喜心にご相談いただければ、あなたの願いの深さや状況を読み解き、今回ご紹介したような強力なパワースポットへ直接赴き、あなたに代わって「代理参拝・ご祈祷」を執り行います。
感情の乱れや雑念を削ぎ落とし、澄み切った祈りとして真っ直ぐに神様へ届けることで、願望成就の可能性は飛躍的に高まります。
どうしても切り拓きたい未来がある方は、ぜひ千賀喜心へご依頼ください。
あなたの運命の再起と良縁を、全身全霊でサポートいたします。








































