【東京縁切りパワースポット】縁切榎(えんきりえのき)、江戸から続く「悪縁断ち」の聖地で人生を好転!

縁切榎

人間関係のトラブル、病気、悪い習慣、断ち切れない過去…。

人生を前に進めるために、どうしても「切りたい縁」がある時、人は神仏にすがります。

京都には「安井金毘羅宮」という有名な縁切り神社がありますが、ここ東京にも、それに匹敵する、いや、それ以上に「怖いほど願いが叶う」と噂される場所があります。

それが板橋区に鎮座する「縁切榎(えんきりえのき)」です。

今回は、江戸時代から庶民だけでなく皇族さえも恐れたという、この最強スポットの歴史と、ご利益を最大限に受け取るための正しい参拝方法について解説します。

「東の縁切榎」VS「西の安井金毘羅宮」。恐れられるほどのご利益とは?

縁切りスポットとして、西の横綱が京都の「安井金毘羅宮」なら、東の横綱はこの「縁切榎」と言われています。

他にも素晴らしい縁切りスポットは沢山ありますが、なぜ厚く信仰されているのか?

それは、圧倒的な知名度と、訪れる参拝者の数に秘密があります。

スピリチュアルな世界では、多くの人が同じ願いを持って集まる場所には、強力な念(エネルギー)の渦が生まれるとされています。

「縁切榎」の知名度の高さは、それだけ多くの切実な願いを受け止め、叶えてきた実績の証。

何百年もの間、人々の「切りたい」という想いが蓄積されたこの場所は、生半可な気持ちでは立ち入れないほどの霊験を有しているのです。

江戸時代から続く伝説。「皇女和宮」も避けて通った神木

縁切榎の歴史は非常に古く、江戸時代にさかのぼります。

もともとは、旗本・近藤登之助の屋敷にあった木でした。

縁切榎

■ 「縁の尽き(えんのつき)」の語呂合わせ

当時、この場所には「榎(えのき)」と「槻(つき/ケヤキの古称)」が並んで生えていました。

江戸の人々はこれを合わせて「えん(榎)のつき(槻)=縁の尽き」読み解き、「ここにお参りすれば嫌な縁が尽きる(切れる)」という信仰が生まれました。

■ 嫁入り行列も迂回した伝説

その効力はあまりに強力で、幕府の公式行事にも影響を与えました。

文久元年(1861年)、皇女和宮(かずのみや)が14代将軍・徳川家茂に嫁ぐ際、この縁切榎の前を通ると「縁起が悪い(縁が切れてしまう)」として、わざわざ迂回路を作って避けて通ったという逸話が残されています。

天下の将軍家さえも恐れ、敬ったその霊験は、現代でも健在です。

■ 稲荷ではなく「大六天神」

よく「日本三大縁切り稲荷」の一つとして紹介されることがありますが、実は縁切榎に祀られているのはお稲荷様(稲荷神)ではありません。

ここには「大六天神(だいろくてんじん)」という、仏教における第六天魔王(他化自在天)が祀られています。

これは神仏習合の時代の名残であり、強い魔力と、それを仏道に転じた強力な守護力を持つ神様です。

御朱印なし?隣のお蕎麦屋さんが守る「小さな聖地」

縁切榎は、商店街の一角にひっそりと佇む小さなお社です。

大きな神社のように常駐する神職はいません。そのため、御朱印の授与などは行われていません。

では、誰がこの場所を守っているのでしょうか?

実は、お社の隣にあるお蕎麦屋さん「長寿庵」の店主様が、ボランティアで清掃や管理をしてくださっています。

縁切榎

地域の人々の善意と信仰心によって清潔に保たれているこの空間。

訪れる際は、管理してくださっている方々への感謝の気持ちを忘れず、マナーを守って参拝しましょう。


【絵馬の購入方法】

縁切りの願いを書く「絵馬」は、敷地内に設置されている自動販売機で購入できます。

  • 価格:1,000円(根付とセット)
  • 販売時間:6時~21時
  • ※人気のため売り切れることもあるのでご注意ください。
縁切榎

【参拝の極意】ただお参りするだけじゃダメ?御神木への向き合い方

縁切榎のご利益を存分にいただくためには、お社への参拝だけでなく、ご神体である「榎(えのき)」への祈りが不可欠です。

■ 2代目と3代目、二つの御神木

実は、現在の縁切榎は代替わりをしています。

  1. 3代目の御神木:境内の鳥居前、外に立っている大きな木です。
  2. 2代目の御神木:鳥居をくぐった境内の中、石碑(石の祠)の中に埋め込まれるような形で鎮座しています。

この2代目の御神木は、かつての人々が「皮を煎じて飲ませると縁が切れる」と信じて削り取った跡が残る、凄まじい念が宿る御神体です。

お社に手を合わせるだけでなく、これら御神木の前でも静かに祈りを捧げましょう。

縁切榎

■ 「畏敬の念」を持って接すること

ここで一つ、重要な注意点があります。

御神木は神様そのものです。

ご利益が欲しいからといって、無暗に触ったり、傷つけたりしてはいけません。

必ず「畏敬(いけい)の念」を持って接してください。

【畏敬(いけい)の念とは?】

単に「怖い」と思うことではありません。
「自分よりもはるかに偉大で、神聖なもの」に対して、「尊い」と感じるリスペクトの心と、「近寄りがたい」と感じる慎み(恐れ)の気持ちが入り混じった感情のことです。
「すごい力があるんだな、失礼のないようにしよう」という謙虚な心が、神様との正しい距離感を作り、願いを届ける鍵となります。

縁切榎

悪縁を切れば、良縁が舞い込む。人生の再出発はここから

「縁切り」というと怖いイメージがあるかもしれませんが、縁切榎は単に仲を裂く場所ではありません。

江戸時代から「悪縁は切ってくれるが、良縁は結んでくれる」場所として信仰されてきました。

病気、悪癖(お酒やギャンブル)、ストーカー、パワハラ上司、そして自分自身の弱い心…。

人生の荷物となっている「悪縁」を下ろすことで、空いたスペースに新しい「良縁」が必ず舞い込みます。

本気で人生を変えたいと願うなら、板橋の「縁切榎」へ。

ただし、遊び半分ではなく、覚悟を持って訪れることをおすすめします。

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