今回の記事では群馬県赤城山に建つ、「赤城神社(あかぎじんじゃ)」をご紹介いたします。
赤城神社は赤城山を神体山として祀る神社。
神体山とは
神が宿る山のこと、山岳信仰される山で霊峰とも称される。
浅間神社の富士山、大神神社の三輪山も代表的な神体山。
全国には約300社以上の赤城神社があるといわれていますが、群馬県赤城山の「三夜沢赤城神社」と「大洞赤城神社」が総本宮です。
三夜沢赤城神社は山腹に建てられていますが、本記事では湖の近くに建つ、大洞赤城神社のお話をさせていただきます。
大洞赤城神社は古くから女性の願掛け神社として名高く、全国各地から参拝者を集められている信仰深き神社。
赤城山というパワースポットの霊験、鎮座する赤城大明神の霊験を享けられる神社です。
湖に隣接し、山の中に建てられており、大自然の香りを感じる場所。
深緑溢れる樹木、清涼な風を感じさせてくれる湖畔、朱色に塗られている社殿を含めて、見る者を魅了します。
特に紅葉の時期は山も赤く染まり絶景。
紅葉を楽しみながら参拝できる神社だとご紹介できるでしょう。
そんな赤城神社のご利益は多岐に渡ります。
赤城神社のご利益
良縁・縁結び・子授け・安産・学業成就・必勝合格・心身健康・病気丙種・開運招福・商売繁盛・交通安全・家内安全・厄除け・社運隆昌
ちなみにここ最近で私が訪れたのは、2021年10月27日の天赦日(てんしゃにち)です。
その日は明け方4時頃に赤城山に到着し、赤城山近くの湖で御祈祷の準備をしていました。
下記の動画は5~6時頃だったかと思いますが、その辺の記憶は曖昧です。
夜の闇から朝日が昇りだし、空が少しずつ青くなっていく模様。
霧も立ち上り、どこか幻想的な雰囲気を感じさせます。
ただ、赤城神社の来社時間は朝9時からなので、私は御祈祷の準備を終えた後、湖のほとりを少し散策して、時間を調整しながら赤城神社に向かわせていただきました。
移動中に気づいたのですが、神社とは反対側の山側に、鳥居がいくつか並んでいるのも特徴。
こちらは赤城神社の駐車場入り口。
赤城神社の鳥居と社碑。
こちらの鳥居を通り抜けて、湖沿いを歩くと手水舎や拝殿の姿が見えます。
朱色の灯篭がとても気になります。
今回、灯りが点いている光景は見られませんでしたが、日が沈むと幻想的な姿を楽しませてくれそうです。
鳥も気持ちよさそうに湖を泳いでいます。
境内には石碑や像もあります。
赤城神社の由緒書きですが、写真が光を反射してしまって、読み難く申し訳ないです。
手水舎、石鉢は私の好きな形です。
そして下記が拝殿と本殿になります。
朝早いうちから訪れたので、他参拝客の姿はあまり見かけませんでした。
しかし、近くにお土産物屋さんも沢山あることから、お昼近くになると拝殿前も混み合いそうです。
それと何故、こちらの神社が「女性の願掛け神社」と呼ばれているのかは、こちらの地に残されている赤城姫伝説が発端です。
赤城姫伝説
昔、赤城姫という美しい姫君がいて、義母の妬みから殺害が計画されます。
後に赤城姫は湖に逃げ込み、その身を入水しますが、湖に棲む龍神の加護を享けて赤城大明神となったそうです。
その伝説によって、「女性の願いが叶う」とされ、多くの参拝者が訪れる神社になりました。
以上が群馬県赤城山に建つ、大洞赤城神社のご紹介。
最後に御朱印の写真を掲載して、〆させていただければと思います。
■大洞赤城神社
公式サイト:http://akagijinja.jp/
〒371-0101
群馬県前橋市富士見町赤城山 4-2
電話 027-287-8202 FAX 027-287-8177