今回は神奈川県箱根エリアの「大観山」「箱根神社」「九頭龍神社」をご紹介。
ちなみに三ノ輪相談所では、月毎に開運日をピックアップし、御祈祷のご案内をしています。
過去には「如月成就神事」「卯月成就神事」「清明祀」「大国神事」「須佐之男神事」「天赦日祈祷」等を執り行いました。
しかし、『 実際にどんな内容なのか? 』という疑問を持たれている方も多いのではないでしょうか。
毎回同じ場所で御祈祷を差し上げている訳ではありませんが、この度の記事でご紹介するパワースポットと神社は、令和3年11月12日の天赦日で御祈祷をした場所。
こちらの記事でご紹介をすることで、お客様の疑問が少しでも晴れていただければ幸いです。
大観山
当日の時系列順にご紹介しますが、朝早く立ち寄ったのは大観山(だいかんざん)です。
箱根と湯河原の境にある山で標高1015メートル。
富士山と芦ノ湖の眺望は、「かながわ景勝50選の地」としても数えられています。
自然の霊験も溢れ、日の出も逸早く迎えられることから、御祈祷の当日は日拝(にっぱい)から開始しました。
日拝とは太陽を拝むご祈祷です。
大観山は初日の出を迎える名所としても有名。
日の出とは反対側の方へ目を向けると、富士山の姿も現れますので、富士遥拝も行えます。
遥拝(ようはい)とは「遠く離れた場所から拝む」という意味です。
富士山は日本を代表する霊山。
浅間神社は富士山を神体山として、古来から信仰されました。
遠く離れた場所から富士山を敬拝できるスポットは全国に沢山あるのも特徴。
箱根神社
大観山の次に訪れたのが箱根神社(はこねじんじゃ)。
近くに温泉施設があり、最近では「平和の鳥居」が撮影スポットとして人気。
Instagramでも水面に浮かぶ鳥居を前にして、撮影をされる方も沢山いらっしゃいます。
御祭神は以下の三柱。
箱根神社御祭神
・瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)
・木花咲耶姫命(このはなさくやひめ)
・彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)
瓊瓊杵尊と木花咲耶姫命は夫婦神。
その子神が彦火火出見尊という事から、縁結び・子授け・子孫繁栄などで祈願をされる方が多いです。
757年に箱根大神の神託を受けた万巻上人によって創建されたので、1000年以上の歴史がある神社。
下記は参道前の鳥居。
鳥居の横には手水舎が建てられています。
鳥居を抜けて、参道を進むと両脇に大きな樹木。
訪れたのは早朝だったので、空気が澄んでおり、目を閉じて深呼吸をすると新緑の香りが感じられたのを覚えています。
石階段を登ると箱根神社の拝殿。
拝殿の手前には龍神水・成就水盤などの見どころも多いです。
2021年11月12日は修繕工事中だったので、ブルーシートがかけられています。
境内には九頭龍神社の新宮。
曽我神社
弁財天社
箱根七福神に宝物庫
箱根神社の御朱印です。
最近、私の祈祷を模倣される方もいるようなので、祈祷内容については記載しませんが、箱根神社は観光スポットとしても人気です。
朝10時を過ぎると人が集まりますので、落ち着いて参拝をされたい方は、なるべく朝早くにお参りするのをご推奨します。
九頭龍神社
箱根神社に建てられているのは新宮ですが、本宮でも御祈祷を行いました。
お申込みをいただいた方の願望や状態によって、御祈祷を執り行う神社は異なりますが、2社参り、3社参りをお申込みいただいた方は複数の神社で御祈祷をしています。
また、九頭龍神社(くずりゅうじんじゃ)の御祀神は「九頭龍大神(くずりゅうおおかみ)」で、箱根大神の眷属。
古くから箱根神社と合わせて参拝をされるのが好ましいと伝えられています。
本宮は箱根神社の境外に建てられており、箱根九頭龍の森奥深くに位置。
心霊的には箱根神社・九頭龍神社本宮の御祀神は同一神だと伝えられているのも特徴。
同じ神様ですが、違う神様として信仰されるのは神道の奥深さを感じます。
下記は九頭龍の森入口の写真。
神社の本宮といえば舗装もされてない道を辿り、森深くや山頂に建てられているケースも多いです。
しかし、九頭龍神社の本宮は舗装されている部分が多く、歩きやすくて助かります。
(夏季は蛇にご注意ください)
景観の良い道なので、ウォーキングやジョギングをされる方も多いのではないでしょうか。
上記の森を30~40分ほど歩くと、本宮の入り口が現れます。
鳥居は石造り。
龍の石像が飾られている手水舎。
11月だったので落ち葉が目立ちます。
そして九頭龍神社の本宮です。
本宮の直線上には「湖上の鳥居」の鳥居があるのも特筆する点。
また、本宮近くには弁天社。
白龍神社も建てられています。
箱根神社・九頭龍神社ともに恋愛・仕事・健康・金運・開運厄除など、多岐に渡る御利益を享けられるのでお近くにお立ち寄りの際は、是非ご参拝ください。
尚、全国には素晴らしい神社やパワースポットも沢山あります。
不定期更新になりますが、今後も神社紹介記事を掲載予定なので、たまに当サイトをご覧いただけますと幸いです。
それでは最後に九頭龍神社の御朱印をご紹介して失礼させていただきます。