はじめに…
当サイト(三ノ輪相談所)では、占いサービスの提供をしていますが、私の人柄を知ってもらうため、個人的なブログも投稿しています。
私のライフスタイルや思ったことを始め、娘と共通の趣味でもあるアーティストの話題、飲食店のご紹介等をしていますが、稀に閲覧をしていただいた方から、占いについてのご質問をいただきます。
ご連絡をいただいた方にはご説明をいたしますが、出張祈祷などでご対応が遅れる場合もございますし、質問をしたくても尋ね難い方もいらっしゃるかも知れません。
ですので、こちらの記事では占いについて、基本的な話をご案内いたします。
既に占いに詳しい方も当サイトをご利用いただいていると思いますが、何となくでも目を通してもらえますと幸いです。
占いについて
占いとは古くから伝えられていた文化であり、時代によっては国策を左右し、私達の暮らしにも大きな影響を与えてきました。
遥か昔に存在をしていた邪馬台国では、女王の卑弥呼(ひみこ)が亀の甲羅を割れるまで火で焼いて、割れた亀裂の様子から「作物の実り」や「天候」を占断したと伝えられています。
さらに平安時代では、陰陽道を極めた陰陽師が、国の行く先を占って政府に助言。
三国志で活躍をしていた蜀の軍師でもある諸葛亮公明、日本で名を馳せた武将等も占いを頼りに取るべき行動を決めていたと言われています。
近年では芸能関係者、政治家、大手企業の経営者から一般の方まで、占いは身近なものとして定着してきました。
自分の運勢(未来)を占ったり、好きな人物の気持ちを占う、会社の行く末、ペットの気持ちを知る、他者との相性を計る、自分の資質や適職を知る等、占いを利用する目的は多岐に渡ります。
占う内容、方法も多様化しているのが現代の占いです。
占いという文化を要約すると、様々な方法で「運勢、未来、人の心、事象」を判断したり、予言をする方法を指したものだと言えるでしょう。
占いは占ト(せんぼく)やト占(ぼくせん)とも称されますが、太古の昔から人類に授けられた叡智であり、生を豊かにするものです。
ちなみに占いの起源は古代エジプトにあると伝えられており、宗教の始まりから派生したという所説もあります。
それを踏まえると人間が言語を覚える前、ホモサピエンスが生まれた、直ぐ後には占いのルーツがあったかも知れませんね。
尚、当サイトでは占いの種類、占いの方法を「占術」と称して記載をさせていただきます。
占術の種類
占いの種類は、普通の方が思われるよりも沢山あります。
古代中国では占いを「運命学」と呼び、「命・卜・相・医・山」に分類し、「五術」と呼んでいました。
しかし、近年では細かいものを含めると100種を優に超え、それを大きく分けると3つのカテゴリに分類されています。
大まかに占いの種類を分けると…
・生年月日から運勢を占う「命術(めいじゅつ)」
・見た目の特徴から占う「相術(そうじゅつ)」
・偶然性の中から占う「朴術(ぼくじゅつ)」の3種類です。
また、霊感・霊視・霊聴を使って占う方法を「霊術(れいじゅつ)」と呼ぶ者もいますが、それは個人の能力によるもので占術とは異なると意見を唱える者も少なくありません。
ですが、水晶を使ったスクライング、占術具を使ったチャネリング等は、霊能力に左右をされる占術だと私は考えます。
特にタロットカードは「出現したタロットカードの意味だけを読み解く者」、「手に取った時のインスピレーションの情報から読み解く者」もいます。
前者は占術の知識を使い、後者は霊能力を含めた占いをしているとも言えるでしょう。
占う者の経験値も的中率に左右をされるので、「占いの知識 VS 霊能力」のどちらが優れているかは、甲乙を付け難いですが、知りたい内容に合わせた占術を選ぶのが好ましいです。
目的に応じた占い選び
占いの方法は様々で、知りたい内容に合わせて占術を選ぶことが重要です。
こちらの記事では目的別に適した占いをご紹介いたします。
≪目的に応じた占い方法≫
⇒他者の気持ちを知る
朴術(タロットカード・ルーンストーン・易等)
⇒運勢を知る
命術・相術・朴術
(占星術・手相・タロットカード等)
⇒相性を知る
朴術・命術
(タロットカード・占星術等)
多くの方は上記の方法で占断をしていますが、エキスパートの方になると相術で相性を占ったり、命術から他者の気持ちを占う者もいらっしゃいます。
占いの種類によって優れた点、劣る点、長所や短所は様々ですが、タロットカード等の朴術は凡庸性が高いという印象です。
実際に占いの初心者やプロで活躍をされている占い師の多くも、タロットカードを使用して占われているのが現状です。
また、占いを自分でする者もいれば、第三者に依頼をする方もいます。
占いを請け負うものを「占い師、占い鑑定師、易者(えきしゃ)、ト者(ぼくしゃ)、鑑定師、占術師」と称しますが、専門的な占いをする人物を「手相家、人相家、気学家」と呼ぶ場合もあります。
占い師に頼む方法
時代や地域、文化によっては占いを禁止していたり、推進しているところもありましたが、昭和初期までの占いは対面鑑定が主流でした。
江戸時代では街角に占い師が立ち、行き交う人を占うこともあったそうです。
その当時は通信技術も発達をしてなかったので、対面鑑定が周流の時代。
しかし、そこから時は流れて、昭和中旬になると対面以外にも信書を使った手紙鑑定が派生しました。
現代では電話を使った電話占い、LINEやZoomなどのアプリケーションを使った占い、電子メールを使ったメール占い、WEBサイトを仲介するチャット占い等、多様化された時代です。
昔では庶民に手が出し難い占い文化だったかも知れませんが、現代の占いは身近な存在になったと言えるでしょう。
三ノ輪相談所(当サイト)では、メール占いと対面鑑定(現在は休止中)を承っていますが、ご自身のライフスタイルに合った占いを選ぶのを御推奨いたします。
自分に合った占いスタイル
過去の占いは対面鑑定が主流でしたが、現代では様々な通信方法を使って占いのサービスを受けることが可能です。
例えば対面での占いはデパートなどの商業施設や観光地に併設していることもあり、旅行や観光のついでに体験できます。
しかし、そういった施設に足を運べる時間の無い方もいらっしゃるでしょう。
その場合は手紙・電話・メール・Webなどを利用した占いを選ばれるのを御推奨いたします。
下記ではライフスタイルシーンに分けて、ご相談者に適した占いの仕方をご紹介させていただきましょう。
・忙しくて時間の取り辛い方⇒メール鑑定・チャット鑑定
理由:隙間時間に依頼できる。
・時間に余裕があって、じっくり占いたい方⇒対面鑑定
理由:占い師の顔見ることで人柄も知りやすくなる。
・占い師を身近に感じたい方⇒対面鑑定・電話占い、Zoom占い
理由:直に声を聴くことや顔を見ることで親近感を覚えられる。
また、提供している占い会社によって特色があるので、ご自身の利用しやすい占い会社を選ぶのもポイントです。
最後に、大切なことですが占いを信じ過ぎたり、占いの結果に振り回されないようにしてください。
占いはあくまで人生に対するアドバイスと捉え、臨機応変に自分の意思を持って行動をされた方が場合によっては良い結果を招く場合があります。
何より、占い師の中には腕の立つ者もいれば、ヤブ医者のように的中率の低い者もいます。
中にはお金を稼ぐためだけに、不誠実に占いを提供する者もいるかも知れません。
基本的に占い師は資格の要らない職業なので、社会経験の乏しい学生から、頭のおかしい人、詐欺師のような方まで活動をしているケースもございます。
他人の不安を煽り、心の隙間を狙って悪い商売をしている輩もいるので、「占いの結果に振り回されない」ということを注意喚起させてください。