
■チャクラとは?
チャクラは、サンスクリット語で縁、円盤、車輪、轆轤を意味する単語です。
有名なところだとヒンドゥー教のタントラ、仏教や密教では人体の頭部。
または胸部や腹部などに存在する中枢を指す言葉として扱われ。
輪と漢訳される場合も有り、チベット語ではコルロとも呼ばれてます。
ヒーリングや瞑想に重要な心と身体のエネルギースポットたるチャクラは私達の身体において非常に重要な部分。
人間の生命や肉体、精神などの活動をコントロールするのがチャクラです。
チャクラは氣を出し入れする場所ですが、体外と体内のエネルギー交換を行い。
ヨガや瞑想、各ヒーリングセッションなどを行う時は、このチャクラを用いて体外から良好な氣、生命エネルギーを取り入れます。
チャクラが開いて正常に働いていれば人は心も身体も溌剌と元気に満ち溢れ。
頭も冴えたように様々な物事を閃きますが、閉じてしまうと体外のエネルギーが遮断され。
病気になったり感覚の低下、不運とも呼ばれる事象が起こりやすくなります。
■チャクラの位置
チャクラは大きなもので7つ存在し、小さなものだと人体にあるツボの数ほど(300超)有ると言われてます。
この場所を出入り口にして生命エネルギーたる氣を取りこみ吐き出しますが、チャクラ同士を繋ぐ経路をナディと呼び。
体内を螺旋のように渦を巻きながら出たり入ったりを繰り返します。
また第1~5のチャクラは肉体と密接な関係を持ち。
6~7番目のチャクラは霊性などのスピリチュアルな部分に関連。
尚、各チャクラには対応するイメージカラーがありますので下記の画像を参考にされてみてください。
第7チャクラ⇒サハスラーラ
第6チャクラ⇒アジーナ
第5チャクラ⇒ヴィシュダ
第4チャクラ⇒アナハタ
第3チャクラ⇒マニプラ
第2チャクラ⇒スヴァディシュターナ
第1チャクラ⇒ムーラダーラ

■各チャクラの働きについて
チャクラは体外から新鮮なエネルギーや氣を取り入れ、古くなったり悪くなったエネルギーや氣を出します。
それぞれのチャクラは体内を通して対応するからだの組織や器官、機能を高め、私達の身体をコントロールしてくれるのです。
尚、7つのチャクラについて対応するイメージカラー。
各場所の働き、パワーストーン等をまとめましたのでご覧ください。
■第7チャクラ⇒サハスラーラ | |
関わる組織と機関 | 脳、霊性、直観、宇宙意識 |
対応する働き | 己を超越、超能力・超感覚、宇宙・神との一体感。 |
パワーストーン | アメジスト、フローライト(紫)、ルチルクォーツ |
イメージカラー | 紫 |
場所 | 頭頂部 |
補足説明 | 頭頂にある。sahasra は「千」、ara は「輻」で、千の花弁の蓮華(千葉蓮華)で表象される。一説に千手観音の千手千眼はこのチャクラの事という。他のチャクラとは異なり身体次元を超越しているとも考えられてチャクラのうちに数え入れられない場合もある。 |
■第6チャクラ⇒アジーナ | |
関わる組織と機関 | 目、神経系、直感、感覚、知恵 |
対応する働き | 「第三の目」と言わる所。鋭敏な感覚、知性・精神の成熟。 |
パワーストーン | ラピスラズリ、フローライト(藍)、アベンチュリン |
イメージカラー | 藍色 |
場所 | 眉間の少し上 |
補足説明 | インド人はこの部位にビンディをつけるのが有名。2枚の花弁の白い蓮華の形に描かれる。「アジーナ」の語源となる「アージュニャー」は「教令、教勅」を意味します。 |
■第5チャクラ⇒ヴィシュダ | |
関わる組織と機関 | 咽、甲状腺、副甲状腺、気管支 |
対応する働き | 意思、知識、創造性、自己表現、判断力。 |
パワーストーン | ラピスラズリ、ターコイズ、アクアマリン、アメジスト |
イメージカラー | 青 |
場所 | 喉仏の下 |
補足説明 | 「ヴィシュッダ・チャクラ」は「清浄なる輪」を意味。 |
■第4チャクラ⇒アナハタ | |
関わる組織と機関 | 心臓、肺、循環器 |
対応する働き | 喜怒哀楽の感情、信頼、慈愛、希望。 |
パワーストーン | アベンチュリン、フローライト(緑)、ローズクォーツ |
イメージカラー | 緑 |
場所 | 両乳首の間 |
補足説明 | 12葉の金色の花弁をもつ赤い蓮華として描かれて中に六芒星がある。風の元素に関係。「アナーハタ」とは「二物が触れ合うことなくして発せられる神秘的な音」を指す。 |
■第3チャクラ⇒マニプラ | |
関わる組織と機関 | 胃、肝臓、胆嚢、膵臓、脾臓、消化器 |
対応する働き | 理性、個性、自我、不安、自信。 |
パワーストーン | タイガーアイ、ムーンストーン、パール(真珠) |
イメージカラー | 黄 |
場所 | みぞおちとヘソの間 |
補足説明 | 「マニプーラ」とは「宝珠の都市」という意味。火の元素を表す。 |
■第2チャクラ⇒スヴァディシュターナ | |
関わる組織と機関 | 生殖器、膀胱 |
対応する働き | 感受性、情緒のバランス、物欲、性。 |
パワーストーン | オブシディアン、ムーンストーン、トルマリン |
イメージカラー | オレンジ |
場所 | 丹田※ヘソの下約10cm |
補足説明 | 陰部にある。「スヴァ・アディシュターナ」は「自らの住処」を意味する。 |
■第1チャクラ⇒ムーラダーラ | |
関わる組織と機関 | 腎臓、副腎、腸、骨格 |
対応する働き | 生命力、パワー、情熱。 |
パワーストーン | カーネリアン、ヘマタイト、トルマリン、オニキス |
イメージカラー | 赤 |
場所 | 生殖器と肛門の間 |
補足説明 | 脊柱の基底にあたる会陰(肛門と性器の間)にある。「ムーラ・アーダーラ」とは「根を支えるもの」の意。蛇の姿をした女神クンダリニーが眠っているとされる。 |
今回はチャクラについて簡単に説明をさせてもらいました。
次はチャクラと氣、エネルギーの関係と活性化させる方法についてお話をさせて頂きたいと考えています。