
こんにちは、千賀喜心です。
今回は、千葉県南房総市に鎮座する、全国でも非常に珍しい「高家神社(たかべじんじゃ)」をご紹介します。
日本で唯一「料理の神様」を祀る神社として知られており、プロの料理人から家庭の主婦、さらには「恋人の胃袋を掴みたい!」と願う方まで、多くの参拝者が訪れる隠れた名パワースポットです。

高家神社の成り立ちと御祭神
高家神社は、料理や仕事運にまつわる神様たちをお祀りしています。
主祭神と神社の由来
主祭神として祀られているのは、以下の三柱の神様です。
- 磐鹿六雁命(いわかむつかりのみこと)
- 天照大神(あまてらすおおみかみ)
- 稲荷大神(いなりのおおかみ)

料理の祖神とされる「磐鹿六雁命」の成り立ちは、『日本書紀』や『高橋氏文』に記されています。
第12代景行天皇が安房の国に行幸された際、侍臣であった磐鹿六雁命が海に入って堅魚(かつお)を釣り上げ、また砂浜で白蛤(はまぐり)を採りました。
これらを膾(なます)や焼き物にして差し上げたところ、天皇はその料理の技を大いに賞味され、「膳大伴部(かしわでのおおともべ)」という役職を賜りました。
以来、代々子孫が皇室の食事を司るようになり、磐鹿六雁命は日本料理の基礎をなす醤油や味噌などの「調味・醸造の神」としても崇められています。
また、最高神である天照大神や、商売繁盛の稲荷神も併せて祀られているため、料理関係だけでなく、一般的な仕事運アップや商売繁盛のご利益にも強い神社です。

多彩なご利益!料理上達から恋愛、悪縁切りまで
料理の神様ならではの、個性的で強力なご利益をご紹介します。
1. 料理上達と調理技術の向上
なんといっても一番のご利益は「料理上達」です。
境内には調理師会や飲食業界からの奉納が目立ち、プロの料理人が技術向上を祈願しに訪れる聖地となっています。

2. 恋人の胃袋を掴む!「ラヴァーズスポット」
高家神社は、南房総の「Lovers’ Spot(ラヴァーズスポット)」としても注目を集めています。
神社入口の看板には、「彼氏のココロをつかむなら、まず胃袋をつかまなくては!」というユニークなメッセージが掲げられています。
料理の腕を上げて意中の相手を振り向かせたい、素敵なご縁を結びたいと願う女性にもぴったりの恋愛系パワースポットです◎

3. 「包丁塚」でスパッと悪縁断ち
境内には、使い古された包丁を供養するための「庖丁塚」があります。
刃物は「物を切る」という性質から、スピリチュアルな視点では「悪縁切り」「災難を断ち切る」という強力な意味を持ちます。
どうしても断ち切りたい人間関係や、悪い習慣がある方は、ここでお参りをして運気の流れをスパッと切り替えましょう。

珍しい神事「庖丁式」
高家神社を語る上で欠かせないのが、古式ゆかしい「庖丁式(ほうちょうしき)」という神事です。
今からおよそ千百年余り前、光孝天皇の時代から宮中行事の一つとして行われてきた「庖丁儀式」を今に伝えています。
烏帽子(えぼし)と直垂(ひたたれ)という伝統的な装束を身にまとい、庖丁と真魚箸(まなばし)だけを使い、一切手を触れることなく鯉や真鯛、真魚鰹などを調理する熟練の技が披露されます。

この厳格で美しい儀式は、毎年5月17日、10月17日(旧神嘗祭)、11月23日(旧新嘗祭)に境内で執り行われます。
タイミングを合わせて訪れれば、日本料理の伝統の奥深さを肌で感じることができるでしょう。
南房総の強力パワースポット巡りへ!
千葉県の南房総エリアには、高家神社以外にも強力な神社が点在しています。
特に、安房国の一宮であり、日本の産業創始の神を祀る「安房神社(あわじんじゃ)」や、海を見下ろす絶景のロケーションに鎮座する「洲崎神社(すのさきじんじゃ)」は車で巡りやすい距離にあります。
高家神社で料理運や悪縁切りを祈願した後は、ぜひこれらの由緒ある神社も併せてお参りし、南房総の豊かな霊験を受け取ってみてくださいね。

















































